「睡眠離婚」という言葉をご存知ですか?
「睡眠離婚」とは、睡眠習慣の違いやいびきなどを理由に、夫婦が寝室やベッドを分けて眠ることです。実際に離婚するという意味ではありません。
今回はリナイトが、夫婦で寝室を分けるメリットとデメリットをご紹介します。
夫婦で寝室を分けるのはなぜ?
同じ家で暮らしながら、それぞれ別の寝室で眠る夫婦もいます。こうした寝方が増えている背景には、社会や価値観の変化があると専門家は指摘しています。
以前は「夫婦は同じ寝室で寝るもの」という考え方が一般的でしたが、コロナ禍をきっかけに、睡眠の質を大切にする意識が高まったとされています。¹
寝室を分けるメリットは?夫婦が別々に寝る理由

寝室を分けると、相手のいびきや寝返りを気にせず眠れます。よく眠れない日が続くと、疲れが取れず、日中の生活や心身の調子にも影響が出てしまいます。
お互いにしっかり休めることは、夫婦の関係にとっても大切です。寝室を分けることが、良い関係を続ける助けになるという専門家の意見もあります。
よく眠れると、夫婦関係も変わる?寝室を分けるメリット
ぐっすり眠って疲れが取れると、日中も元気に過ごせて、気持ちにも余裕が生まれます。寝室を分け、自分に合った環境で眠ることは、毎日の過ごしやすさにもつながります。
別々に寝るようになって疲れやストレスが減り、夫婦げんかが少なくなったという声もあります。それぞれの空間でゆっくり休むことが、穏やかな関係を保つ助けになるのかもしれません。²
寝室を分けるデメリットは?

寝室が別になると、寝る前の何気ない会話や、二人で過ごす時間が減ってしまうこともあります。BBCのインタビューでは、別々に寝るようになって夫との関係に変化を感じたという声もありました。一人で寝ることが当たり前になるうちに、寂しさや気持ちの隔たりを感じる場合もあります。
また、寝室を分けたくても、空いている部屋がないこともあります。ベッドをもう一台買う費用もかかるため、特に新婚夫婦や、部屋数の少ない家に住む夫婦には悩ましい点です。
寝室を分ける前に考えておきたいこと

寝室を分ける前に、まずは夫婦で十分に話し合いましょう。一方だけの希望で決めてしまうと、かえって二人の関係がぎくしゃくすることもあります。お互いが納得していることが大切です。睡眠習慣の違いが理由なら、部屋を分けるだけでなく、それぞれが心地よく眠れるように寝室の環境も整えましょう。³
寝室を分けても、夫婦で過ごす時間は大切にしたいものです。忙しい毎日の中では、二人でゆっくり過ごす時間も限られます。夜は別々に休む分、日中は一緒に出かけたり、共通の趣味を楽しんだりして、二人の時間をつくりましょう。
夫婦は同じ寝室で寝るもの?寝室を分ける習慣の歴史
夫婦が別々の寝室で眠るのは、最近始まったことではありません。19世紀より前の上流階級では、むしろ寝室を分けるのが一般的だったといわれています。お互いのプライベートな時間や、ゆっくり眠れる環境が大切にされていたのです。
その後、産業革命を経て集合住宅が普及するにつれ、夫婦が同じベッドで眠る習慣が広まったとされています。⁴
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