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かゆくて眠れない…睡眠障害を引き起こす慢性じんましん

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慢性じんましんがあると、眠っている途中でも強いかゆみで目が覚めてしまうことがあります。今回は、慢性じんましんの主な症状や考えられる原因、そしてどのように睡眠障害につながるのかについて解説します。

慢性じんましんとは?

じんましんやかゆみが6週間以上続く場合、慢性じんましんと診断されます。急性じんましんは原因が特定できることが多いのに対し、慢性じんましんは明確な原因が分からないケースが少なくありません。そのため、一般的にはあまり知られていない疾患でもあります。強いかゆみを伴うことが多く、寝つきにくくなったり、眠っている途中でかゆみによって目が覚めたりすることがあります。

慢性じんましんの症状とは?

慢性じんましんの症状が日常的に現れる状態

6週間以上症状が続く場合、慢性じんましんと診断されます。主な特徴は、繰り返し起こる強いかゆみです。皮膚が赤く腫れたり、盛り上がった発疹が出たりするのも代表的な症状。かゆみが強いと、週に4日以上続くこともあります。発疹が繰り返されることで掻き壊しが起こり、皮膚ダメージが進行する可能性もあります。¹

慢性じんましんの原因とは?

慢性じんましんの原因は、小児と成人で異なることがあります。小児の場合はアレルギー反応が関与していることが多く、特定の食品が引き金となるケースがみられます。代表的なものとして、卵、牛乳、ピーナッツ、くるみ、小麦などが挙げられます。

一方、成人では薬剤が原因となることも少なくありません。とくに、消炎鎮痛薬や抗生物質、造影剤などで症状が現れることがあります。該当する薬を使用する際には、成分や既往歴を確認することが重要です。 また、成人でもアレルギーが原因となる場合があり、これまで問題のなかった物質に新たに反応することもあります。さらに、腸内環境の乱れやウイルス感染が関与し、皮膚症状として現れるケースも報告されています。

国内における慢性じんましんの現状

国内の慢性じんましん患者を示した図

健康保険審査評価院の発表によると、国内における慢性じんましんの有病率は約2%とされています。一見すると小さな数字に思えますが、成人の中で一定数の患者が悩まされていることを示しています。さらに、有病率は年々増加傾向にあると報告されています。

慢性じんましんの治療法

じんましんが6週間以上続く場合、原因が取り除かれていない可能性があります。まず大切なのは、症状のきっかけになっているものを避けることです。特定の場所に行くと症状が出るならその環境を避ける。特定の食品や薬をきっかけに発症した場合も、できるだけ控えることが基本になります。 治療では、第二世代の抗ヒスタミン薬が中心となります。自己判断で服用を中止すると、かえって悪化することもあるため注意が必要です。服薬の調整は必ず医師と相談しましょう。症状が強く、薬で十分に抑えられない場合には、注射などの追加治療が検討されることもあります。³

慢性じんましんのセルフケア

慢性じんましんの管理のためにサラダを食べる様子

慢性じんましんは、治療だけに頼っていると再び悪化することがあります。症状を安定させるには、日々の生活管理が欠かせません。まず見直したいのが食習慣です。特定の食品をやめればすぐに改善する、というものではありません。無理に制限するよりも、栄養バランスを整えることが大切です。 そして、医師の指示に沿って薬を続けることも重要です。「良くなったかもしれない」と感じても、自己判断で中止すると再発しやすくなります。症状が落ち着いているときこそ、丁寧な継続が求められます。

慢性じんましんに注意したい人の特徴

高血糖や高血圧などの代謝症候群を抱えている方は、慢性じんましんを発症しやすい傾向があります。また、腹囲の増大や脂質異常症がある場合も、体内の炎症レベルが高まりやすく、じんましんのリスクが高まるとされています。慢性じんましんは強いかゆみを伴うため、夜間に目が覚めてしまうことも少なくありません。しかし、6週間以上続く症状のために毎日睡眠薬に頼るのは現実的ではないでしょう。

睡眠の質を整える方法のひとつとして、リナイトの活用も選択肢になります。リナイトはモノラルビートを用いて入眠をサポートし、夜間の覚醒を減らすことで、より安定した睡眠環境づくりを助けます。朝を少しでもすっきり迎えるために、睡眠習慣の見直しとあわせて取り入れてみるのもよいでしょう。

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